ごあいさつ

 
新年度にあたりご挨拶申し上げます。
今回はたいへん大きな転換点になるととらえております。
連休明けの5月8日をもって、政府の新型コロナの感染症の位置づけが、2類相当から「5類感染症」に変更になりました。3年も続いたウィルスの影響ですので、引き続き注意は必要ですが、自粛してきた様々な行事を再開できる状況になりました。医療関係者や自治体の皆様の努力の賜物であり、たいへん喜ばしいことです。
それに先立ち、4月25日(火)にコロナ前のような対面形式で開催された「評議員会」において1年間の事業計画も承認いただきました。
目玉は、今年の「親睦大会」をリアル形式で開催するということに目標に向けて、役員一同、今年の幹事期の皆様と一緒に取り組んでいくということが確認されました。
親睦大会は11月4日(土)、会場は「アルカディア市ヶ谷」を予定しております。
同窓会の活動は、本来、「世代を超えた大勢の仲間が一同に会し、大いに飲食し、お互いに語り合う場」を提供するものです。すなわち「三密」の条件がそろっているため、ここ数年、リモート形式にするなどの工夫はしつつ、自粛してきました。
親睦大会をリモート開催とした2回の経験はたいへん貴重なものです。最高齢85歳の方にもご参加いただきましたし、函館をはじめ各地からご参加いただくことができました。この経験は、強いられて採用するかたちではなく、会場に足を運ぶことが困難な方々にも門戸を開く機会として、何かの機会に活かせればと考えております。
数々の制約のなかではありますが、新型コロナを跳ね返して、持続可能な同窓会の在り方として、これからもチャレンジを続けていきたいと考えております。
同窓会は、同じ函館の地で青春時代を過ごしたという一点でつながっています。学校は2015年に創立120周年を迎えた歴史と伝統があるものの、同窓会東京支部は昭和52年(1977年)に設立されたもので、比較的歴史の浅いものです。それでも、幅広い年代の方の集まりであり、今後も継続発展していくためには新卒者をはじめ若い同窓の皆様が参加しやすいものであり続ける必要があると考えております。
今回のコロナ影響下ではITツールを使って遠隔地の仲間とも連絡をとり関係を作ることができたことは、従来の先輩・後輩の「くちコミ」に頼る組織化の方法から変わっていく兆しが見えたような気がしました。そのあたりも、大いに、若手の皆様に知恵を出していただき、今後に活かせればと願っております。
さらには、同窓会の運営などにつきまして、皆様から忌憚のないご意見ご要望をいただきたいと思います。
引き続き、会員の皆様のご支援を賜りたく、よろしくお願い申し上げます。

2023年5月10日
白楊ヶ丘同窓会 東京支部長
76期 白川 正広


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